一般的に「借金はすぐに返済したい」とお思いの方も多いと思います。
借りたものはすぐ返す!確かに私どもはそのように教育されてきました。
これは重要なことではありますが、不動産投資については「間違い」と断言してもいいと弊社は思っております。
融資期間を最大限に伸ばし、毎月の返済を軽くすることにより、キャッシュフローが良くなり、次のステップに向かうことができます。
逆に不動産投資に於いては、短期での借り入れや繰り上げ返済を行ってしまうと、その分返済額がかさみ、早期完済はできますが、毎月のキャッシュフローが悪くなってしまいます。
じゃ、長い期間でローンを組んでもらおう!!
ってなりますよね?
それはそうなんですが、すべての案件で長期融資ができるというものではありません。
まずは、一般的にローンの期間は国税の定める耐用年数に準じた年数が参考にされます。
以下耐用年数の抜粋
鉄筋コンクリート | 鉄骨 | 木造 | |
事務所 | 50年 | 38年 | 24年 |
住宅 | 47年 | 34年 | 22年 |
店舗 | 39年 | 34年 | 22年 |
上記の表の年数から経過年数を引いた数字が、融資可能年数の上限の目安になります。
例えば築30年の鉄筋コンクリート造のマンションであれば・・・。
47年ー30年=残存17年
一般的には17年を目安に融資の計算がされますが、この年数だけですと返済がきつくなってしまいます。
そこで、各金融機関様にて、経済耐用年数も考慮して下さるところも増えております。
経済耐用年数で融資期間を延ばし、30年近くまで融資期間を伸ばせれば、以前にご案内した「返バラ」に基づき6%前後の物件でも資産的に大変有効な物件となります。
結局のところ、利回りは大前提なのですが、それよりも重要なのが、何年借りられるかです。
返バラも年数により大幅に変動します。長ければ長いほどいいのです。
借金はできるだけせずにすぐ返すと言わず、できるだけ長く借りましょう!!
またお手持ちのキャッシュだけで勝負も、価格交渉等に大変強くメリットも大きいですが、金融機関様から借り入れることにより、お持ちのキャッシュを元手により大きな物件を勝負できる、レバレッジ効果が高くなるということになります!
金融機関様にとっても長いおつきあいを頂けるほうが良好な関係を築けると思っております。
収益不動産の人気トップの構造は鉄筋コンクリート造(RC)です。
理由1 強固であるので他の構造よりも長持ち
理由2 共同住宅でも他の構造よりも音のトラブルが少なく客付けが強い
そして3つ目の理由は、耐用年数が長いので融資の期間が長く取れることが多い
この3つが人気の理由ではありますが、最近販売動向としては、新築木造3階建て1億前後の物件も良く動いております。
これもやはり期間が伸ばせれる&木造による建築費の圧縮によるものだと思います。
弊社でもご紹介させていただいておりますのでご覧ください。
木造ではなく鉄筋コンクリート造等で購入したいというお客様、経済耐用年数をご考慮頂ける金融機関様をご紹介させて頂きますので、ぜひ勝負したい物件をお決めいただきご一報ください。
金融機関様まで喜んでご一緒させていただきます。
最後に、この文章を読んで頂いたお客様に伺います。
利回り15% 残存1年 この物件は買いですか?
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